行政書士の開業時に迷いやすいのが「屋号(事務所名)・ロゴ・名刺デザイン」です。ここを整えると、Webサイト・SNS・名刺交換・プラットフォーム(例:ココナラ)など、あらゆる接点で“同じ人(同じ事務所)”として認識されやすくなり、信頼形成が早まります。
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目次
屋号(事務所名)の決め方:まず“守るべきルール”を押さえる
屋号=“ブランド名”の前に、行政書士のルール確認が最優先
日行連の「事務所の名称に関する指針」では、次が明示されています。
- 事務所名の中に「行政書士」の文言を明示すること
- 同一都道府県内で、既登録の事務所名称と同一名称を使用しないこと
- 「法律」を含む名称は不可、また「司法」「税務」等、他資格・他業種と誤認され得る文言は不可(例示あり)
- 名称は商標権などの制限を受ける場合があるため、最終的には自己責任で留意すること
屋号を決める“実務チェックリスト”
- 名称に「行政書士」を入れている(例:○○行政書士事務所 / 行政書士○○オフィス)
- 都道府県内で同一名称がないか、日行連の検索で確認した
- 「法律」「司法」「税務」等、誤認のおそれがある語を入れていない
- ドメイン(.jp/.com等)とSNSアカウント名を確保できる見込みがある(長期運用のため)
- 読みやすく、電話口で伝えやすい(漢字が難しすぎない/略称が自然)
- 将来の業務拡張(許認可特化→相続も、など)に耐える“広さ”がある
ロゴの決め方:士業は「主張」より「再現性・一貫性」
ロゴは凝るほど良いわけではなく、行政書士の場合は“きちんとして見えること”が最大の価値です。
おすすめは次の設計思想です。
信頼されやすいロゴの条件(実務で強い)
- 白黒でも成立する(役所提出物・FAX・コピーでも崩れない)
- 小さくても判読できる(名刺、サイトのヘッダー、SNSアイコンで潰れない)
- 書体(フォント)を固定できる(見出し用・本文用を決めると一気に統一感が出る)
- “家紋化”しない(凝りすぎると用途が限定され、制作費も運用コストも上がる)
ロゴに入れる要素は最小で十分
- 基本は 「屋号(または行政書士氏名)+ワンポイント」 程度で問題ありません。
- もし専門領域を出すなら「建設業許可」「相続・遺言」「農地」など、将来も継続する柱に限定するとブレません。
名刺デザイン:載せる情報は“多さ”より“迷わせない順番”
名刺は「相手が次の行動(連絡・検索)を迷わずできるか」で評価が決まります。
盛り込みすぎるより、導線設計が重要です。
NGになりやすい名刺(信頼を落とす典型)
- 文字が小さすぎて読めない(特に電話番号)
- QRコードが複数(相手が迷う)
- 肩書や実績が“誤認・誇大”に見える表現
※広告宣伝は、品位を損なうもの・事実に合致しないもの・誤認/誤導・誇大が禁止されています。
外注・自作の選び方:最短で整えるなら「外注+自作の混在」が合理的
結論:迷ったら、ここだけ外注して他は自作でOK
- 外注推奨:ロゴ(ベクターデータが必要になりやすい)
- 自作で十分:名刺レイアウト(テンプレ活用で完成度が出る)
- 発注先の例:ココナラ等のスキルマーケットで、実績・評価・修正回数を見て依頼する
外注時の発注テンプレ(コピペ用)
- 事務所名(屋号):
- ロゴ表記(日本語/英字の要否):
- 事業イメージ:誠実/堅実/親しみ/スピード重視(優先順位)
- 使用場所:Webヘッダー/名刺/SNSアイコン/書類フッター
- カラー:2色まで(白黒でも成立必須)
- 納品形式:PNG(透過)+AI/SVG等(可能なら)
- 禁止事項:紋章風にしすぎない、細線多用しない、誇大表現に見える要素は避ける
行政書士ツールラボ名刺やロゴは“売り込み”よりも、相手の不安を減らすための整備です。必要な範囲で無理なく、選び方を丁寧にそろえていきましょう。
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