EPSON DSシリーズの実務適性|省スペース&静音性

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選定の結論

共有据置き+大量処理の主力 → EPSON DS-900WN
  • 70ppm/両面同時/ADF100枚
  • PCレス送信有線/無線LAN
  • 日次目安11,000枚で受付〜バックオフィス共用に強い高耐久モデル。
省スペース×受付・担当者席の万能サブ → EPSON DS-C480W
  • 30ppm/両面同時/ADF20枚
  • Uターン給紙で排紙スペース不要。
  • PCレス送信(C480Wのみ)・Wi-Fi対応で“置いて押すだけ”運用に最適。

設置性(前面完結・省スペース)

DS-900WN
  • 前面操作&ネットワーク共有が前提の据置き設計。
  • ADF100枚で“山の日”の待ち時間を圧縮。
DS-C480W
  • Uターン給紙上部排紙
  • 奥行きの浅い机・受付カウンターでも排紙スペース不要。コンパクトでも30ppm

名刺/領収書の連続取り込み(小片〜冊子)

DS-900WN

70枚/分・両面同時で領収書束も高速化。
PCレス機能で共用フォルダやメール等へダイレクト保存。

DS-C480W

通帳・パスポート・IDカード(条件あり)に対応。
A3/B4等は二つ折り+キャリアシートで読取り。PCレスで指定宛先へ直送も可。

ドライバの使い勝手(Win/Mac)と“PCレス”

  • 両機とも EpsonのDocument Capture Proに対応:検索可能PDF(OCR)、ジョブ保存、クラウド送信が可能。
  • PCレス送信DS-900WN/DS-C480Wは本体からネットワーク経由で指定先へダイレクト保存に対応(C420Wは非対応)。
MacでもOCR PDFは作れますか?

Document Capture ProSearchable PDF保存が可能です

色再現と写真書類(実務基準)

  • 解像度は光学600dpiクラス。印影や色票が必要な書類はカラー300dpi、文字主体は300dpiグレーで容量を節約。
  • C480Wはパンチ穴や破れの補正など画像補正機能を搭載(画像処理機能)。

消耗品・保守(安全運用の目安)

DS-900WN

高速・高耐久。1日の読み取り可能枚数目安11,000枚で集中処理に強い。ローラー・分離パッドはカウンタ管理で計画交換。

DS-C480W

ADF20枚/30ppmの設計に合わせ、週1清掃→月1点検→症状時は早めにローラー交換

清掃チェック
□ 週1:ローラー/分離パッド清掃(紙粉除去)
□ 月1:空白削除・傾き補正の誤判定チェック
□ トラブル時:原稿方向を揃える→スロー走行→再投入

購入の目安(行政書士・少人数事務所)

  • 共用主力1台体制DS-900WN(受付で取り込み→PCレスで共用フォルダへ)。
  • 二刀流で手戻りゼロ:受付にDS-C480W(PCレス直送)、集中処理はDS-900WNADF100枚を一気に。

電子申請が増えても紙の申請業務は残ります。私も業務に耐えられずプリンタ/スキャナ入替を経験。“PCレス直送+ADF大容量”の二刀流で、返却までの手戻りが大幅に減りました。

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この記事を書いた人

地方在住の行政書士。令和4年の開業以来、事業者・不動産関連の許可申請を中心に、年間150件以上の案件に対応。ひとり事務所ながら、スピードと信頼性を両立した実務力で、地域の信頼を獲得。
「行政書士|ツールラボ」監修

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