行政書士事務所のプリンタ・複合機は「2軸」で決める
行政書士業務は、印刷コスト(ランニングコスト)とスキャン運用(ADF/両面/保存)が、そのまま利益と時間に直結します。
選定は次の「2軸」でほぼ決まります。
月間の印刷枚数×カラー比率×用紙サイズ(A4/A3)
許認可・添付書類・控え保管で「A4大量」「たまにA3」が起きやすい
紙→PDF化の量×両面原稿の有無×OCR(文字検索)の必要性
受領資料・本人確認書類・証憑の電子化で、ADF(自動原稿送り)の有無が決定打になりがち
A3カラー複合機(スキャン中心+カラーも対応)+A4モノクロレーザー(大量印刷の主力)
→ 役割分担で、故障時も止まりにくい・コストが読みやすい。
印刷コストの見方:カタログ値を「自分の事務所仕様」に落とす
まず“1枚単価”の意味を揃える
メーカーの「印刷コスト」は、一定条件で算出される目安です。特にレーザーはトナー被覆率(一般に5%想定)など前提で上下します。
一方で、概算の考え方はシンプルで、
(インク/トナー代 ÷ 想定印刷枚数)= 1枚あたりコスト
という整理で「自分の運用」に寄せられます。
行政書士事務所で効く“コスト削減の現実的ポイント”
- 両面印刷を標準(紙代・保管スペース・ファイル作業を削る)
- 下書き/内部資料はモノクロ固定(カラーは提出用だけ)
- 「大量はレーザー」「スキャン多めは複合機」で役割分担
- 消耗品は“標準”より“大容量”の単価を見る(純正前提でも差が出ます)
スキャン機能で失敗しないチェックリスト(ADF・両面・解像度・運用)
「スキャンが遅い/詰まる/傾く」は、事務所のストレス源になります。
購入前にここだけは確認推奨です。
- ADF(自動原稿送り)あり
-
紙の束を流し込めるので速度アップ
- 自動両面対応(印刷/スキャン)
-
両面原稿のPDF化が多いなら重要
- 原稿サイズ:A3まで必要か
-
図面・申請添付でA3が出る事務所は必須
- 保存先
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PC・NAS・クラウド(フォルダ運用ができるか)
- OCR(文字検索)
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機械側で必須でなければ、PC側ソフトで補完でもOK
構成例:行政書士事務所の“鉄板2台体制”
| 役割 | 向いている機種 | ねらい |
|---|---|---|
| スキャン・カラー・A3対応の中核 | A3カラー複合機 | 添付書類のPDF化、提出用カラー、A3が出る業務の受け皿 |
| 大量の控え・内部印刷の主力 | A4モノクロレーザー | 速度と安定性で、日々の印刷を任せて詰まり/待ち時間を減らす |
A3ノビ・ADF・自動両面印刷・ネットワーク標準で、紙→PDF運用の中心に置きやすい機種です。
ADF・自動両面印刷・有線/無線LAN、印刷コスト目安(モノクロ約0.9円、カラー約2.2円)などが公表されています。
A4モノクロを速く・安定して回す担当。ネットワーク運用もしやすい系統です。
A4片面約34枚/分、ランニングコスト目安(モノクロ約3.3円/枚)などが公表されています。
迷ったら「スキャンの快適さ=複合機」「大量印刷=モノクロレーザー」で分けると、業務が詰まりにくく、コストも管理しやすいです。
行政書士ツールラボプリンタ選びは“安さ”より“作業が止まらないこと”が大切です。無理なく使える機種を、必要な範囲で紹介しています。












