行政書士の開業は低コストで始めやすいのが強み。
最低限は「会への登録+PC・名刺など」でスタート可能です。
飲食店などに比べ初期負担は小さく、自宅を事務所にすることもできます。

開業当初は手探りでもがきながらのスタートでしたが、最小構成を決めておくと実務に集中できます。
目次
ひとり開業の「最小構成」—まずはこれだけでOK
1. 名刺(QRコードでサイトへ)
- 住所非記載の名刺も可(自宅開業のプライバシー配慮)。
- QRはお問い合わせフォームに直結。
2. 簡易サイト(WordPress自作or外注)
- 最低限の3ページ:自己紹介/対応業務/お問い合わせ。
- キーワードは「行政書士 開業」「行政書士 依頼」「行政書士 費用 相談」。
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3. オンラインFAX(受信PDF) or スキャナ運用
- 固定機は必須ではありません。FAX→メール転送にして紙ゼロ運用。
- 受け取ったPDFは案件フォルダに自動保存→バックアップへ。
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4. 請求書はExcelでも無料作成(必要なら後からクラウド)
- 最小構成ではExcelテンプレで十分。
- 自動化・回収管理が必要になったらクラウド請求に移行検討。
- 連番・PDF化・入金消込の運用ルールを先に決めておく。
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月コストの上限設定とクラウドの使い分け
- 固定費は売上の◯%以内(目安ルールを明文化)。
- 年払い割引は「本当に使う機能」だけに限定。
- まずは無料・低額で運用し、ボトルネックが出たら段階導入。
具体例:請求書(Excel)運用のコツ
- テンプレ1枚を複製して「見積」「請求」「領収」に転用。
- 連番:
INV-YYYYMM-001→ 月ごとに管理。 - PDF変換→メール送付→PDF保存(送信済フォルダと同名で)
- 月末に銀行明細と突合(入金消込)。
- クラウド移行は「消込の手間」「外注共有」「繰返請求」が増えたら。
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よくあるつまずきと回避策
- 初期投資を盛り込みすぎる
-
まずはExcel+オンラインFAX or スキャナで十分
- データが散らばる
-
命名規則と自動バックアップを最初に決める
- 問い合わせが来ない
-
名刺のQR→フォーム直結
サイトのCTAを折々に設置
まとめ
- 行政書士のひとり開業は、最小構成(名刺・サイト・FAX受信・Excel請求)でスタート可能。
- 固定費は売上比で上限設定、クラウド年払いは必要最小限。
- まず運用できる形にして、ボトルネックが出てから段階導入するのが最短で失敗の少ない方法です。









