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行政書士事務所で「シュレッダー」が必須になる理由(機密書類・個人情報の漏えい対策)
行政書士事務所は、委任状・身分証コピー・契約書・顧客台帳・マイナンバー関連書類など「個人情報/機微情報(センシティブ情報)」を日常的に扱います。紙の処分が甘いと、ゴミ袋・回収箱・印刷物の置きっぱなしから情報が漏れる事故が起きやすいです。
よくある“漏えいの入口”
- 机や複合機周りの放置(印刷ミス・FAX・メモ)
- 使い終えた下書きの裏紙再利用
- ゴミ箱にそのまま廃棄/まとめて廃棄して復元される
現実的なゴール
「復元できないレベル」で裁断し、誰が・いつ・何を・どう廃棄したかを残す(とくにマイナンバー)
失敗しないシュレッダーの選び方(スペック基準:クロスカット/マイクロカット/オートフィード)
「家庭用の安い機種」でも裁断はできますが、事務所運用では “復元困難性 × 処理量 × 詰まりにくさ” のバランスが重要です。
まず決める:裁断方式(復元されにくさ)
| ストレートカット | 細長く切るだけ | 復元リスクが高め(機密向きではない) |
| クロスカット | 縦横に裁断 | 一般的な事務用途の標準 |
| マイクロカット | さらに細かい粒状 | 顧客情報・契約書・マイナンバー周辺はここが安心寄り |
行政書士事務所の目安
- 一般の顧客書類(申請控え、契約、本人確認コピー等):P-4 以上を“候補の中心”に
- マイナンバー等の特定個人情報:より厳しめ(細断の細かさ+廃棄手順・記録が重要)
処理性能(毎日のストレスを決める)
| 連続運転時間 | 短いと“数分で停止→冷却待ち”になりがち |
| 最大細断枚数(A4) | 実務は「ホチキス外し忘れ」「紙が湿っている」などで落ちるので余裕を |
| 投入口の幅 | A4対応は前提、封筒の処理も想定 |
| ダストボックス容量 | 小さいと頻繁にゴミ捨て=散らかる原因 |
| オートフィード(自動給紙) | 見積・請求・申請書類が多い事務所ほど効く(作業の片手間で回せる) |
| 詰まり対策 | オートリバース(自動逆転)、過熱保護、満杯センサー |
機密書類を守る「運用ルール」の作り方(分別→裁断→廃棄記録)
紙を“3分類”して迷いを消す
- 即裁断(機密)…顧客情報、契約書、本人確認、委任状控え、申請書のドラフト等
- 保管(要施錠)…原本、保存義務のある書類、未処理案件の綴り
- 通常廃棄…個人情報が無いチラシ、白紙等
※「重要書類は施錠保管」「放置禁止」「不要になったら確実に廃棄」は、中小企業向けガイドラインでも基本動作として示されています。
裁断の“最低ライン”を決める(特にマイナンバー)
- マイナンバー等は、復元不可能な方法で廃棄し、廃棄記録(いつ・誰が・何を・方法)を残す
- 大量廃棄・箱単位なら、溶解処理など専門業者も選択肢(立会い・証明書の有無で選ぶ)
コピペで使える「廃棄ルール」ひな形(事務所内ルール)
- 【対 象】顧客情報/事件記録/契約書/本人確認資料/マイナンバー関連
- 【裁 断】A分類は当日中に裁断(例:終業前の固定ルーチン)
- 【担 当】担当者→最終確認者(2名体制が難しければ“代表確認”で代替)
- 【廃棄記録】日付/担当者/対象(箱・ファイル名)/方法(裁断 or 溶解)/備考
- 【保 管】未処理案件・保存書類は施錠キャビネット、机上放置禁止
- 【例 外】裁断できない綴り・厚紙・カード類は別フロー(専用機 or 業者)
ルールは立派でも、「毎日回る運用(固定ルーチン)」になっていないと形骸化します。
- アイリスオーヤマ オートフィードシュレッダー(AZ-AFSB60C)
- 向く:処理量が多い/裁断をルーチン化したい/手が離せない作業が多い事務所
- 期待できる効果:裁断の“面倒”が減り、放置紙が減る=漏えいリスクが下がる
- ナカバヤシ セキュリティファイルボックス(AL-S100-W)
- 向く:「裁断待ち書類」「回収途中の一時保管」を“見える化”して事故を防ぎたい場合
- 期待できる効果:机上放置・紛失を減らし、施錠保管の運用が作りやすい
行政書士ツールラボ機密対策は「高い機械」よりも、毎日回る運用が大切です。道具は“続けやすさ”で選ぶと、結果的にお客様を守れます。
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