電気代高騰が続く中、行政書士事務所でも「待機電力」が見過ごせないコスト要因に。
本記事では、ワットモニターによる実測→待機電力の特定→スリープ・自動オフ設定まで、月1,000円級の削減を狙える具体策を紹介します。
「使わない時は切る」を仕組み化すれば、コストも事故リスクも減らせます。
目次
まず“見える化”から:ワットモニターで実測チェック
節電の第一歩は「どの機器が電気を食っているか」を数値で把握すること。
特に、プリンタやNAS(ネットワークHDD)は待機中でも電力を消費しています。
実測の手順
- コンセントと機器の間にワットモニターを接続。
- 通常運転・スリープ・待機それぞれの消費電力を測定。
- 24時間×月30日で1カ月の電気代換算を算出。
消費電力の目安
| 機器 | 動作時 | 待機時 | 月間コスト目安(約31円/kWh換算) |
|---|---|---|---|
| ノートPC | 40〜70W | 2〜5W | 約60〜100円 |
| インクジェットプリンタ | 20〜30W | 1〜2W | 約25〜40円 |
| NAS(常時稼働) | 15〜25W | 10〜15W | 約150〜200円 |
“犯人”を特定:待機電力はタップ分離で遮断
測定結果から「常時通電の必要がない機器」を抽出し、電源タップを分離しましょう。
おすすめ構成
- PC・NAS・ルーター系:常時通電タップ
- プリンタ・モニタ・充電器系:手元スイッチ付きタップ
実務運用のポイント
- NASは夜間自動シャットダウン設定を有効にする。
- ルーター・Wi-Fi機器は24時間通電推奨。
- プリンタ・スキャナは「案件完了時」にスイッチOFF。
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PC・プリンタ・NASの時短設定を整える
| 機器 | 節電設定項目 | 操作手順・ポイント |
|---|---|---|
| Windows PC | スリープ時間・電源プラン | 設定 → システム → 電源とスリープ →「10分でスリープ」推奨 |
| Mac | スリープ・ディスプレイオフ | システム設定 → バッテリー →「ディスプレイをオフにする:5分」 |
| プリンタ(Brother/Canon) | 自動電源オフ | 各メーカー設定画面から「10分無操作でOFF」設定可 |
| NAS(Synology/QNAPなど) | HDDスリープ・電源スケジュール | コントロールパネル → 電源 → スケジュール設定(夜間停止) |
地震・災害時の安全対策
NASやUPS(無停電電源装置)は床直置きせず低棚固定。
落下や通電中地震による故障リスクを防ぐ。
毎月約1,000円の節電効果
NASとプリンタを常時電源ONのまま放置していました。
ワットモニターで測ると、待機電力だけで月1,000円超。
タップ分離+自動OFF設定に切り替えた結果、年間約12,000円の電気代削減に成功。
「測る→仕組み化」でここまで変わるとは驚きでした。
行政書士節電は“我慢”ではなく“見える化+自動化”。
行政書士業務こそ、デジタル機器の電力管理が利益を生む部分です。
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まとめ|測る・分ける・止めるで“無駄ゼロ電力”へ
電気代削減は一度仕組みを作れば自動的に続く投資効果です。
3つの実践ステップ
- ワットモニターで現状を“見える化”
- タップ分離とタイマーで“自動化”
- 各機器設定を“スリープ運用”に














