行政書士試験|60日短期集中のやり切り術(直前合格例から)

「本番まであと2か月…まだ間に合うのか?」
多くの受験生が不安になる時期ですが、実は直前60日で得点を大きく伸ばした合格者は少なくありません

私自身も、行政書士試験に向けて過去問を何回転も繰り返し、直前期には模試を複数購入して徹底対策しました。9月から本試験までの2か月は、それまでの努力が「得点力」に結びつく最も重要な時期だと思います。

この記事では、直前60日間で「合格ラインに届いた学習法」を、週単位・日単位の型としてまとめます。

目次

切り捨ての原則

直前期は「全部やろうとする」よりも、出題可能性の高い分野に集中することが鉄則です。
特に文章理解は足切り回避のために毎日10分は必須です。

  • 頻出度 × 配点 × 再現性 の掛け算で優先順位をつける
  • 難問・奇問はスルーして「解ける問題を確実に取る」戦略に切り替える

週ごとの反復メニュー(型)

短期集中では「曜日ごとにテーマを固定」すると、学習リズムが安定します。

  • 月曜:行政法(得点源の中心。条文素読+過去問)
  • 火曜:民法(事例問題中心に反復)
  • 水曜:一般知識(文章理解10分)
  • 木曜:横断学習(誤答タグTop20)
  • 金曜:記述対策(週2問)
  • 土曜:模試復習(誤答タグ化→即回収)
  • 日曜:軽回し(総ざらい)

1週間で「全科目に触れる」仕組みをつくるのがポイントです。

60日間ガントチャート学習プラン

Week1-2:基礎固め
  • 肢別過去問を回す
  • 条文をリンク化して「論点ごとに引ける」状態へ
Week3-4:誤答整理
  • 誤答タグTop30を再演習
  • 苦手科目を横断復習
Week5-6:模試ループ
  • 模試を解いて即日復習
  • 記述は毎週2問を必ず清書
  • 翌日の「誤答タグ回収」で弱点潰し
【毎日の固定メニュー】
  • 文章理解10分
  • 翌日の「3タスク」計画作成

私は直前期に「模試→即復習→誤答タグ回収」のサイクルを徹底しました。
模試を解くだけで終わらず、「同じ誤答を二度としない」ことをKPIにしたことで、本試験でも安定した得点が取れるようになりました。
「あと2か月しかない」ではなく、「まだ2か月ある」。
やり切った分だけ必ず得点に直結するのが直前期の学習です。

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この記事を書いた人

地方在住の行政書士。令和4年の開業以来、事業者・不動産関連の許可申請を中心に、年間150件以上の案件に対応。ひとり事務所ながら、スピードと信頼性を両立した実務力で、地域の信頼を獲得。
「行政書士|ツールラボ」監修

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