行政書士試験|不安・スランプの抜け方:メンタルの仕組みと“戻しポイント”

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スランプに入った時の「停滞サイン」

まずは「今まさにスランプかどうか」を判断する目安です。
この状態を放置すると、不安ばかり増えてモチベーションを落とします。

  • 誤答が増えるのに学習時間は増えている
  • 復習の粒度が粗い(論点の切り出しが大きすぎ)
  • 模試の復習が“採点確認”止まり

不安・スランプを抜ける「戻しポイント」

スランプから立ち直るためには、学習のやり方を少しだけ調整することが有効です。
こうすることで、改善策がぼやけず、行動に直結します。

  • 原因を3ラベルで特定する
    • 知識不足
    • 読解ミス
    • 時間配分
  • 各ラベルにつき「行動を1つだけ設定」
    • 例:「読解ミスが多い → 文章理解を毎日10分」

模試の正しい使い方

模試は単なる得点確認の場ではなく、本試験を想定した練習の場です。

  • 本試験と同じ時間で取り組む(疑似体験)
  • 復習は「誤答タグ化」して、翌日に回収
  • KPIは「同じ誤りを潰せたか」で評価(得点は二の次)

7日間“戻しプラン”

スランプ期は「短期集中のリセットプラン」が有効です。以下を実行してみてください。

Day1

最近の誤答20問を3ラベルに分類

Day2

誤答タグTop10を朝・夜で回収

Day3

文章理解10分×4セット

Day4

記述2問(骨子→清書)+タイム計測

Day5

模試1回(or 過去模試)→即日タグ化

Day6

誤答タグTop10を再回収+弱点論点を条文リンク化

Day7

完全休養 or 文章理解のみ10分

私は受験時、夏から秋にかけて「模試で点が取れない」時期がありました。
過去問は何回転も回していたのに、模試の得点は伸びず焦りばかり。
そこで、誤答を「知識不足/読解ミス/時間配分」の3つに分け、小さな改善を1つずつ積み上げるようにしました。試験直前の2か月は模試を繰り返し、誤答タグを潰すことに集中した結果、本試験で安定して得点できるようになりました。

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この記事を書いた人

地方在住の行政書士。令和4年の開業以来、事業者・不動産関連の許可申請を中心に、年間150件以上の案件に対応。ひとり事務所ながら、スピードと信頼性を両立した実務力で、地域の信頼を獲得。
「行政書士|ツールラボ」監修

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