5ステップで紙ゼロのFAX受信体制(秒速FAX Plus 版)

目次

STEP1:アカウント作成と番号の用意

  1. Toonesアカウントを作成 → 秒速FAX Plusに申込
    • 画面の案内に沿ってプラン選択(SOHO/ベーシック/ビジネス)。
    • 受信はPDF化→Web/メールで閲覧できます。
  2. 番号を選ぶ(市外局番/050 等)
    • 秒速FAX Plusは番号選択で受信ができる仕組みです。
    • 既存番号を変えたくない場合は番号ポータビリティ(NP)が検討できます。

料金の目安:初期1,650円・月額550円〜
受信は1ページあたり課金(プランで単価/登録メール数が異なる)
送信は別サービス「秒速FAX送信」(初期440円・月額無料)を使います。

STEP2:メール転送(通知)をONにする

  • 管理画面の「メール通知機能」をON→受信用メール(おすすめ:fax@あなたのドメイン)を登録。
    プランにより
    登録できるメール数は1〜20件。
    スマホ/PCでPDFを即確認できます。
  • 迷惑メール判定で届かないケースがあるため、受信許可(ドメイン指定)を設定。
FAX受信用メールを作成することで管理が容易。
受信は「メールに必ず届く」状態を最優先。まずは通知が確実に来るかテストしましょう。

STEP3:埋もれない受信ルール+保存

メール側の最低限ルール

  • 条件:差出人=FAX通知アドレス/件名に「FAX受信」
  • 処理
    • ラベル(またはフォルダ)「01_新着」付与
    • 重要マークON(スマホ通知ON)
    • 受信トレイに残す(アーカイブしない)

ファイル名と保存先(自分ルール)

  • 命名FAX_YYYYMMDD-HHmm_差出人_要件_ページ数.pdf
  • 保存:Google Drive(/OneDrive)に /FAX/受信/年/月 を作ってドラッグ保存
    → Drive/OneDriveのテキスト検索(OCR化されたPDFやテキスト入りPDF)は検索しやすいです。

秒速FAX Plus側はPDF化とメール通知が中心機能(OCRの記載はなし)。
検索性はクラウド側で確保しましょう。

STEP4:1人で回すSOP(到着→返信→完了)

目標:到着から10分以内に確認当日中に対応完了

  1. 到着:通知を見たら即開封(スマホ可)
  2. 仕分け:関係なし=誤着テンプレで返信/関係あり=案件フォルダへ保存
  3. メモ:PDFのコメント機能でチェック欄・日付だけ追記(印刷しない)
  4. 返信
    • 送信が必要:別サービス「秒速FAX送信」でFAX返信 or メールで返信
    • 送信テンプレ件名:【ご返信】FAX受信の件(○○事務所/案件名)
  5. 完了:メールに「完了」ラベル、ファイルは /FAX/完了/年/月 へ移動

STEP5:セキュリティ&バックアップ(10分)

  • 2段階認証(メール&クラウド)をON
  • 端末ロック(スマホ/PC自動ロック)
  • 週1バックアップ:/FAX/受信 を別クラウド or 外付けへ同期
  • 印刷は例外:どうしても印刷したら、案件フォルダに「印刷理由.txt」を残す

よくある詰まりと解決

番号を変えたくない

番号ポータビリティを事前相談。
切替までは旧機から転送で受け取り、停止なく移行。

通知が届かない

迷惑メール/ドメイン許可をチェック(ベンダ側も到達注意を明記)。

受信はできた、送信は?

秒速FAX送信を使う(別契約・従量課金)。

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この記事を書いた人

地方在住の行政書士。令和4年の開業以来、事業者・不動産関連の許可申請を中心に、年間150件以上の案件に対応。ひとり事務所ながら、スピードと信頼性を両立した実務力で、地域の信頼を獲得。
「行政書士|ツールラボ」監修

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